初めての長財布

3年振りに財布を新調しました。毎年買い換える人もいますが、オータは長く使い続けるタイプ。3年は過去最短です。

 

新調しようと思ったのは、手元の財布があまり気にいっていなかったからです。今まで使った中ではダントツに高価なブランド財布(知り合いのマダムからのいただきもの)ですが、使い勝手がいまひとつでした。淡い色なので汚れが目立つようになってからは、「そろそろ」と「まだまだ」の間を行ったり来たりしていました。

 

なんとなく新しい財布を探し始めて数か月。理想は紳士用の薄くて軽くてシンプルな二つ折りですが、渋すぎるか派手すぎるかでなかなか気に入った色がありません。色柄が豊富で小ぶりな「小さいふ」に気持ちが傾いたこともありましたが、実物を見ると本当にコンパクトで、毎日小銭まで整理するくらいのまめさがないと扱えないとあきらめました。

 

その後、あるブログで軽くて使いやすいと紹介されていた財布に目が留まりました。いままで避けていた長財布ですが、色も素材も素敵で、日本製なのに価格も手ごろ。3ヶ月迷った末に購入しました。手元の財布の留め具が甘くなっていたので踏ん切りがつきました。

 

購入したのはL字ファスナーの長財布で、薄くて軽く、思っていたよりずっとずっと使いやすいデザインでした。ファスナーを開くワンアクションだけで、小銭、お札、カードを見渡せ、すべて片手で取り出すことができます。お釣りやレシートをしまうのもそのまま片手で済ませられます。

 

それまで使っていた二つ折りの財布は、小銭入れが外側についていたので、お札と小銭をいっぺんに見ることができないし、何かするたびに畳んだり開いたり向きを変えたりする必要がありました。そして、本体と小銭入れにそれぞれ留め具があったので、外したり留めたりする動作も必要でした。いまあらためて手にしてみると、ずいぶん面倒なことをしていたのに驚きます。知らないうちにかなりストレスを感じていたみたいです。

 

二つ折り財布はポケットやバッグに気軽に放り込めるコンパクトさが好みなのですが、半面、中身が見づらく取り出しにくく、会計時にもたもたしそうで気になっていました。スーパーではレジ待ち時間が長いので落ち着いて財布の中身を確認できるのですが、コンビニやドラッグストアではいつも焦り気味で、焦りの一因が財布の使いにくさにあることに思いあたったのです。

 

この先どんどん老眼が進み、手指が動かしにくくなるわけだから、こだわりはいったん脇に置いて、使いやすさを考えながら物選びをすることが必要なのだなあと感じます。小銭が楽に取り出せるようになったのが嬉しいオータです。

 

新しい財布はすっきりした状態を保つため中身を厳選しました。お金のほかに入っているのは、銀行カード、クレジットカード、免許証、図書館カード、唯一残したポイントカードの5枚だけ。レシート類もまめに取り出す習慣がつきました。まるで中身が入っていないようなぺたんこな財布にすっかりなじんでいます。