オシリガイタイ

半年ほど前のことです。トイレに長時間こもったのが原因で・・・痔になってしまいました。ちょっと迷ったのですが、今回は恥ずかしながらその時のことを書こうと思います・・・

 

オータは平日は朝6時半に起き、7時半にごはんを食べ、8時頃にお手洗いに行きます。掃除をしたりして体がしゃっきりした頃に朝ごはんを食べることで胃腸が刺激されるようで、この流れで生活している限りはお通じは順調です。

 

でも生活リズムが変わると途端にお通じが乱れます。週末も同じように行動すればいいのですが、のんびり起きて朝ごはんが遅かったり、お手洗いに行くタイミングを逃したりすると、その後はまったく催しません。

 

快便派のオータにとって、たった一日でもお通じがないのはおなかに爆弾を抱えているような気がして不安です。とくに旅行に出かけると何日も爆弾を抱えて過ごすことがあり、なんとかしようとトイレに長居して痔になったのが5年前のこと。薬局で軟膏を買ってしのぎましたが、痛みと不安で旅先の記憶があまりありません。

 

ちなみに、ここで書いているのは腫れる方です。それまで切れることはたまにあったのですが、40代になって初めて腫れるつらさを体験。数年後、忘れた頃にまた腫らしてしまい、3回目となった今回はあまりのつらさにとうとう病院に行きました。

 

そんなオータの発症から回復までの記録です・・・。

 

【発症当日】

三連休の最終日。3日もお通じがないのが気になり、外出先のトイレでつい長居してしまう。まずいと思った時には後の祭り。オシリに嫌な違和感が・・・。早々に帰宅して横になるけど、どんどん腫れていく感覚に恐れおののく。まだ痛みはあまりなく、悪化しないことを祈りつつ買い置きの軟膏(非ステロイド系)を塗る。血行を良くするといいらしいので、腰にカイロを貼って早目に就寝。

 

【2日目】

どんよりした痛みと違和感で寝たのか寝てないのかよく分からない。ああ、またやってしまった。大きく腫れたおできが圧迫されているようなどんよりした嫌な痛み。腰にカイロを貼り、化粧ポーチに軟膏をしのばせて出勤。

時間の経過とともに痛みが増し、居ても立ってもいられない不快感。椅子に座っているのがつらい。終業後に薬局に駆け込み、以前使って効果があった(気がする)メントール成分配合の軟膏(ステロイド系)を新たに購入。塗った直後はすーっとして痛みが和らぐ。なんとか効いてほしい。

 

【3日目】

寝返りを打つばかりで眠った気がしない。どんな体勢でも痛みと不快感がひどく、夜中に何度もトイレに行き、ウォシュレットを使って軟膏を塗る。メントール効果でしばらく気がまぎれるものの、すぐにじんじんと痛みがやってくる。 

過去2回と異なるのは、わずかだけど出血があること。前は3~4日で痛みが治まったので、今がピークと自分を励まして出勤。

が、そんな希望もむなしく、症状は悪化するばかり。座っているとじりじり痛み、少しでも体勢を変えると電流が走るような激痛。痛すぎて滑稽なくらいゆっくりとしか動けない。何度もトイレに行き、祈るような気持ちで軟膏を塗る。

 

夜は断りにくい約束があり、気を奮い立たせて待ち合わせ場所へ。出血のせいかどうか、信号待ちから歩き出す時、わずかな段差をまたぐ時など、それまでと違う動作をする瞬間、皮膚が裂けるかと思うような強烈な痛み。時間調整もままならず、45分前に到着してしまう。電流的痛みを避けるため、ひたすら周辺を歩き回る。

食事の間はなんとか我慢できる痛み。アルコールをゆっくりペースで3杯ほど。帰宅は23時頃。長い一日だった。

 

【4日目】

寝不足でアルコールも入っているのに痛みで眠れず。前日と同じく、うとうとしてトイレに行って軟膏を塗っての繰り返し。少し落ち着いたかと思ったのもつかの間、家を出るなり激痛がやってきた。数センチの段差を越えようとしただけで電流が走る。満員電車なので途中駅に着くたびに歯をくいしばっていったん下車。わずかな段差が恨めしい。出血はわずかだけど続いている。

会社ではオシリを刺激しないようにそろそろと移動。痛くて座る位置を修正したいのに、姿勢を変えようとすると激痛。それもオシリではなく、足の付け根あたりが痛い。出血が原因だと思うけど、どこから出血しているのか分からない。以前とは明らかに痛みの質が違うので不安が募る。

 

【5日目】

ようやく金曜日。わずかながら痛みがおさまってきた。眠りは浅いけど、前2日と比べれば少しましになった。何かするたびに電流が走るものの、痛みのピークは越えた感じ。土日おとなしく過ごせば週明けは痛みが引くんじゃないかと希望が出てきた。ただ、相変わらず出血がある。

 

【6日目】

ようやくようやく土曜日。週末恒例の拭き掃除は夫に頼む。立っても座っても横になってもぱんぱんに膨らんだおできが圧迫されているような不快感は変わらない。痛みもひどくてゆっくりとしか動けない。病院に行くことを考えるが、近所は土日休診ばかりだったのでいったん保留。

 

【7日目】

日曜日。昨日安静にしていたのに、期待したほど痛みが治まらない。出血も続いている。痛みと不安の中、義祖母への贈り物を買いにデパートへ。夫が元気のないオータにどら焼きを食べさせたいというので和菓子屋まで足を延ばす。いつもは健脚自慢だけど、ほんの15分の距離がひどい苦行。しかも人気店らしく並んで待つのがまたつらい。まだまだ歩き足りない夫を説き伏せ、寄り道せずに帰宅。

1週間経つのに腫れも痛みも引かないし、出血もある。気が重いけど、不安の方が大きく、病院の受診を決意。

 

【8日目】

痛みはピーク時の7割くらい。夜はあまり目が覚めなくなった。会社でも痛みをこらえつつ、オシリをかばいつつ、なんとか普通に動ける。でも電流は走るし、出血もある。何か別の病気かもしれないし、このまま不安を抱えて過ごすより、一時の恥ずかしさを我慢しよう!と意を決して病院へ。

終業後に駆け込んだのは最寄りから3駅ほど先のこぢんまりしたクリニック。待合室には若い女性が二人(普通に座っているけど仲間じゃないの?)。問診票に記入して、いざ診察室へ。中には50代とおぼしき男性医師と女性看護師。緊張して記憶があやふやだけど、問診2分、診察5分(うち半分は身支度)、説明10分ほどで、あっという間に終わる。注入軟膏と抗生物質を3週間分処方される。

 

【9日目】

受診した安心感からかよく眠れた。まだ痛みも不快感も強いけど、数日で癒えるはず。受診して良かった。

 

【10日目以降】

快方に向かって一直線。出血を見なくなったのは受診して1週間後(発症から2週間後)。健康のありがたみを噛みしめる。

 

 

以上がオータの体験です。

受診して2週間(発症から3週間)で痛みも腫れもほぼおさまりました。処方された軟膏は注入型で、1回の使用量がすごくたっぷりなことに驚きました。それまでは表面になんとなく塗っていたので、余計に治りが遅かったのかもしれません。

 

診察は恥ずかしいことは恥ずかしいのですが、いろいろ配慮されてるなあと感じました。着衣のまま横たわり、衣服をちょっとずらし、タオルをかけてもらって診察を待ちます。背後から診察されるので医師や看護師と目が合うこともなく、拍子抜けするくらい短い時間で終わりました。同じくらいの不安なら、オータは婦人科を受診する方が何倍も気が重いです。

 

ほかの病気は見つからなかったので、病院に行っても行かなくても3週間ほどで治ったのかもしれませんが、不安なまま過ごすより勇気を出して受診して良かったです。痛みや不安を我慢してつらい思いをしている人がいたら、そんなに恥ずかしいものでもないよと背中を押してあげたい。

 

ちなみに、夫には病院に行った後で打ち明けました。心配をかけたのでやむなく伝えましたが、言わなくて済むなら言いたくなかった・・・