夏バテと月曜バテ

夏が苦手です。汗かきなのでちょっと歩くと全身汗だくになり、化粧もあっという間に落ちてしまいます。家も職場も駅近で外を歩く時間は5分足らずなのに、会社に着いてしばらくは汗が止まりません。そのくせ、汗がひくとこんどは冷房にやられてお腹を壊したり、肩や背中ががちがちに凝ってつらいです。ひざ掛けやカーディガンを常備し、冷たい食べ物、飲み物は避けるようにしていますが、体質なのでうまくつきあっていくしかありません。


夏が苦手になったのは35歳を過ぎてからです。だんだん体力が落ちてきたのと、夏の暑さが昔よりも厳しくなったせいだと思います。

 

・・・と書いたところで、ほんとに昔より暑くなったのか気になって気象庁のデータを検索したところ、東京の8月の平均気温は、オータが生まれた1971年が26.7度、20年後の1991年が25.5度、2016年が27.1度で、大きな変化はありませんでした。オータが上京した1990年頃の夏と比べて体感的に3度くらい上がった気がするのですが。


ただ、東京都環境局のまとめだと、真夏日(最高気温が30度以上の日)や熱帯夜(最低気温が25度以上の夜)は増加傾向にあって、東京の夏は確かに暑くなっているようです。なかでも「関東地方の30度を超えた延べ時間数の広がり」の図はなかなかインパクトがあり、昔より暑いのは気のせいじゃなかった、と安心しました。そりゃ体もきつくなるわけです。

 
30代前半は夏場の不調を気合いでごまかし、いま思うと結構無理をしていました。炎天下スポーツに励んだり、焼肉店をはしごしたり、朝まで飲み歩いたり。35歳の夏、やたらと寝汗をかくようになり、なんだかいつもだるかったのですが、いま考えると体力の分岐点だったのかもしれません。運動不足で体力が落ちたと思っていろいろ活動していましたが、ほんとは休養すべきだったのでしょう。


それ以来、夏になると食欲が落ちて痩せてしまい、週末はぐったりして何もやる気になりませんでした。食欲がなくても頑張って食べていたのですが、しょっちゅうお腹を壊し、栄養がきちんと吸収されていない感じ。秋が近づき涼しくなると何事もなかったように食欲が戻り体調が回復しますが、ずいぶん体に負担をかけていたんだと思います。


そんなオータの夏バテ対策でいちばん効果があったのは、就寝時のエアコン使用です。独身時代は電気代がもったいないのでほぼ使いませんでしたが、暑がりの夫と暮らすようになってからは、5月の終わりころから一晩中エアコンを付けて寝ています。寝具は冬用の羽毛布団で、夏は2枚合わせの薄手の方を外しています。贅沢だと思いますが、朝まで熟睡できるので疲れがたまりにくく、体調維持につながっているようです。とにかくお腹をほとんど壊さなくなり、夏痩せしなくなりました。睡眠って本当に大切なんだなあと実感しています。

 

電気代は春秋が3000円台、夏冬が5000~6000円台です。平日の日中は家にいないし、土日も出掛けることが多いので、一晩中エアコンを使っていても電気代はそれほどかかりません。30代後半に夏バテ体質を改善したくて漢方クリニックに通ったのですが、そのときの薬代を考えたら電気代なんて安いものです。

でもオータはケチなので、一人の時はエアコンを控え、首に濡れ手ぬぐいを巻いてしのいでいます。野良作業中のような恰好になりますが、手軽で涼しくて気に入ってます。

 

そんなわけで、ここ数年は夏バテはそれほどでもないのですが、代わりに月曜バテに悩んでいます。平日は規則正しい生活をして、ビールを控え、職場も涼しいので割と元気なのに、週末に出歩くと次の月曜は情けなくなるほど体が重くなります。紫外線と熱気で体力を消耗してしまうようで、日傘や帽子で防御しても太陽の下で半日も過ごすとその夜は全身が熱を持ってよく眠れません。週末はついついお酒を飲みすぎ、胃腸もぐったりしてしまい、水曜日あたりにようやく元気を取り戻します。


自分の体力を過信せず、真夏のお出掛けとお酒はほどほどにしておこうと思う46歳の夏です。