なるべくスマホをやめてみる

スマートフォンを持つようになって1年が経ちました。
オータは携帯電話(ガラケー)を持ったのが2007年と遅く、その後ずっと同じ端末を使い続けていました。電話とメールができればよかったので、古い機種でもまったく問題なかったのです。

 

そのうち背面ケースがきちんと閉まらなくなり、ちょっとした衝撃で本体から外れてしまうようになりました。接着剤でくっつけて使っていましたが、時々かばんの中でばらばらになるので、夫が不憫がってスマホを買ってくれました。2016年夏、遅いスマホデビューです。
ガラケーは3150円(税込)で購入したものだったのでスマホの価格に驚愕しましたが、誕生日プレゼントという名目なので有り難く買ってもらいました。夫は旅先などで暇を持て余したオータにスマホを横取りされることがなくなり喜んでいるようです。

 
スマホが便利だと思うのはインターネットが気軽に利用できるところです。ガラケーの時は画面が見づらいのとパケット代節約のため、一切ネットには接続しませんでした。これはオータの友人に共通した感想です。類友。

スマホを持ってからは、通勤中に晩ごはんのメニューを検索したり、待ち合わせ場所に向かいながら乗り換え駅を調べたりと、事前に調べてメモすることがほとんどなくなりました。ちょっとした調べものをするのも手軽だし、旅行や帰省などの長時間の移動で退屈することがなくなりました。

 

一方で、無駄にネットをする時間は明らかに増えました。これまで見たこともなかった大手サイトの芸能ニュースにアクセスしたり、うっかり広告を開いてしまったり、個人ブログの過去記事を延々読んだり。スマホを手にするのは主に移動時間や待ち時間なのですが、そんな隙間時間にスマホをいじる生活にあっという間になじんでしまいました。

 

そのうち頭痛がするほどのひどい肩こりに悩まされるようになりました。最初はスマホが重いせいかと思ったのですが、試しに重さを量ってみると、スマホが205グラム(保護ガラス付)、文庫本が230グラム(布カバー付)で、文庫本の方が重かったのでびっくりしました。でも、それを知った後でもやっぱりスマホの方がずっしり重く感じます。

 

手元を覗き込む姿勢を続けるせいで肩から背中にかけてがちがちに凝ってしまい、ちょっとした動作でも首や背中に痛みが走る毎日。痛くて動かすのを避けるせいでさらに凝り固まるという悪循環に陥ってしまいました。もう振り向くのもうつむくのも見上げるのもつらくなり、あらゆることが嫌になるくらい肩凝りに支配される日もありました。


以前から肩凝りはあったのですが、スマホのせいで悪化したのは確実です。ちょっとした暇つぶしのせいでこんなに体がつらくなるなんて・・・


そんなわけで、なるべくスマホから離れることにして1ヶ月が経ちました。

まず通勤中や昼休みはメールチェックのみにし、それ以外は自宅のパソコンを使うようにしました。メールは数行で済ませる方ですし、SNSはほぼ使っていないので、これでスマホを触る時間が激減しました。
そうなると、ほかに使っている機能は時計とカメラくらい・・・時計は機能じゃないか・・・ガラケーに戻った方がいいくらいですが。

 

通勤中になんとなく周りを観察してみると、スマホを手にしていない人が意外に多いことがわかりました。それまでは8割くらいの人がスマホをいじっているイメージだったのですが、オータが利用している地下鉄ではスマホを手にしている人とそうでない人が半々くらい。非スマホの人が何をしているかというと、①ぼんやり ②うたたね ③読書 ④新聞 ーーという感じ。日中だとおしゃべりする人なんかもいるんでしょうね。

 

オータは乗車時間が短いのでだいたいぼんやりと考え事をして過ごしていますが、車内広告は割と熱心に眺めています。貴重な情報源です。

 

肩凝りはどうなったかというと、スマホを控えるのと同時に、ストレートネック対策のストレッチをするように心がけたらだいぶ改善されました。あと、スマホを使う時はなるべく高い位置まで持ち上げて、手元を覗き込まないよう気をつけています。首への負担が減るのに加えて、腕が疲れて長いこと持っていられないので、連続での使用時間が短くなりました。


肩凝りが改善したのは嬉しいのですが、この調子でいくと通信料がもったいないことになるので、いつかガラケーに戻る日がくるかもしれないなあと思うこのごろです。